日記書き出すと３時間は費やすからなぁ、踏ん切りがつかないんだ。

アニメ銀魂感想～


あ、作画監督見忘れた。誰だ？
今岡さんぽかったけど。あのこじんまりとまとまってて新ちゃんが可愛い系のアレは・・・。
だが、最近は新しい監督さんもフツーに水準高いしなぁー。

つか、まず、金魂。
ケツアゴの整形後の方向性っていったらもう、オチは読めてたよ！ケツ→・・・ね！後ろから前へ・・・ね！
金魂だけ横手さん脚本。うん、わかるわかる。ノリノリで書いてたんだよね、きっと！




「誕生日はいつものアイツが違う奴に見える」
ネタバレ感想


さて、今回は九ちゃん誕生会の話だが、銀魂はキャラクターがサザエさん方式採用で歳とらないので誕生日ネタなぞ結構めずらしいコトである。
誕生日なんて祝いたくても祝えない私達とついでにサザエさん達の分も祝いましょ！なんて姉上も言っておられる。
デパートで予約したケーキを受け取り、電車で向かう志村姉弟。
ついたとたん、九兵衛さんの第一のお付きの東城さんに裏から入るように、それからこれ本日の台本です。くれぐれも台本通りに動いてくだされ。と
なんでも、九兵衛さんを驚かせる企画らしい

会場入り。
名門セレブの柳生一門、その跡取りの誕生日ともなると、そら盛大。絢爛豪華。各界の著名人、名士なんぞも集まってくるわけで。
今をときめく若手俳優おぐりしゅんのすけさんとか、お昼の顔の多毛（タモ）さんとか、
・・・叶姉妹みたいなの居たよな！

つか、終始、おぐりしゅんのすけさんの動きが可愛らしい。というのは後程

ま、そんな中で
竜宮城に行ったメンバー（銀さん、ヅラ、マダオ、お妙、新八、神楽・・・となぜかカメナシの甲羅だけ）が若の友人代表で呼ばれてるわけです。このテーブルだけ空気が違うっていうか収入が違うっていうか。周りからの、場違いだ的なＫＹだ的な視線が突き刺さってるわけです。
しかも、そんな痛い視線を気にも留めぬ三バカ大人の人生ゲームやらボケやら、視線に只一人気をもむ新八のツッコミやらで、結局騒々しさは酷くなるわな。
神楽ちゃんに至っては・・・・まあ・・案の定バイキング？ビュッフェだっけ？形式の料理が並ぶテーブルの真ん前でテントを張り、春巻きを虎視眈々と狙っているし。
気づく新八。
「なに、徹夜覚悟の構えで並んでんだァァ！！」
そら当然、新八の容赦ない蹴りがテント蹴破る勢いで神楽ちゃんにヒット！寝袋に包まったままテントからコルクの栓の如く射出される神楽ちゃん。

コロコロコロコロ・・
タラコか？神楽ちゃんよ。キューピーのたらこマヨネーズのコマーシャルのようだよ神楽ちゃん。

「バイキングごときでどこまで身体張ってんだよ！」
「身体じゃなくてテント張ってたアル」
「うめーこと言ってんじゃねーよ！ハラ立つ！いいから席戻れ！恥ずかしいから！」
「嫌アル永住するアル！春巻きが食べ放題なら私ここで春を待つアル！」
「春でも秋でもなんでも巻いて上げるからさぁ！お願いだから戻ろう？神楽ちゃん！」

ぴょんこぴょんこと腕の中で飛び跳ねるイキの良いタラコ神楽をヨイショと抱っこして説教したり必死に懇願したりなだめたりと忙しい新八くん。

か、可愛すぎる！なんだこの二人！くそぅ。萌えるなァァァァ！

「みんなに笑われてるよ！？　ほら、おぐりくんもコッチ見・・・！」

春巻きに一人、並ぼうとしてたおぐりくん、まだなのに気づいて慌ててとって返す人気若手俳優おぐりしゅんのすけくん。
その、一連の動きが可愛い可笑しい！これまた瞬きの間の早業だったけど！


そんなこんなしてるとようやっと本日の主役、九ちゃんこと柳生九兵衛登場！


台本では、全員でハッピバースデーツーユーの歌を合唱だという。
今までの色々やっちまった空気をなんとかせんがために、心をこめて歌う・・・新八。

新八の魂込めた熱唱。別名お江戸ジャイアンリサイタル

ムダに声量ある音痴、知らぬは本人ばかりなり。全身全霊の歌は会場中をドン引きさせる不協和音。
音痴知ってる銀さん達は慣れたモンでちゃっかり耳栓。

会場中からのさーらーにトゲトゲしい視線。

・・・あれ？・・・・・・ナンデ？なんで余計に浮いてんの？一生懸命歌ったのに・・・？？？と不思議がる新八に銀さんの一言。

「１７話観てみろ。１７話」

・・・・・・アニメの１７話ね。コミックだと「４巻見てみろ。４巻」となってます。源外じいさんと高杉初登場のアレですね、新八の超音痴発覚の話は。
次の花束贈呈でも、ヅラとマダオと神楽で、誰が持っていくか誰が真のリーダーかで大騒ぎで引っ張り合った結果、・・・花が犠牲に。
それでもしおしおだけど残った最後の一本を、おずおずと差し出す神楽ちゃん（結局軍配は神楽に上がったということか）
しかし、しおしおの花は九ちゃんが触れた瞬間に花ビラが崩れ落ちるという、最悪の展開に。
このはらりと崩れるタイミングが素晴らしい。


ちょっとぉ～、ナニさっきから、あの人達、嫌がらせ？
何しにきてるの？
コソコソ、ヒソヒソ・・ざわざわ


もはや何をしても、汚名は返上されずむしろ挽回しまくっている新八たち。

「もう、さいごのプレゼントタイムに掛けるしかありません！姉上！
デパートで頼んだ九兵衛さんへのバースデーケーキ、あれプレゼントしてきましょう！」

「でも・・・」

姉上が言いよどむのも、うなずける。なにせ、目の前でセレブで豪華なプレゼントが大量に普通に贈られているのだ。新車とか。

「九兵衛さんのために作ってもらったケーキでしょ？きっと喜びますよ」
鼓舞する新八。・・・それにお妙は一番の親友なわけだし。
「・・そうね」と微笑み、ケーキを持ちようやっと席を立つ。

ドン！　ぐしゃ

ぶつかるセレブ男。無残にも崩れるケーキ。砕け散る九ちゃんの絵と誕生日おめでとうの文字の入った板チョコ。
衝撃にことばも出ないままケーキを見つめる姉上。
・・・！

「貧乏人どもが、場違いな所でウロウロしてんじゃねーよ。」

そう、つい、ではなく、わざとぶつかったのだ。そう悟った新八は素早かった。
普段気ィ使いの新八とてこんな時は容赦しない遠慮もしない。男の肩をつかみ

「謝れよ。ちゃんと姉上に謝れ」
「・・・なんだ、クソガキ」

一触即発の空気。またアイツら貧乏人どもかとざわめく会場。
周りから次々浴びせられる「帰れ」の嵐。

「帰らない。お前が謝るまで僕は帰らないぞ・・！」
「新八」さしもの銀さんも気遣い声を掛ける


「帰っていただけませんか」


！


「若の顔に泥を塗るような輩、この柳生四天王が一人、東城歩が許しません」


そう発しいつもの糸目のまま、ゆっくりと歩み寄る東城。
さらに沸き立つセレブたち
優勢とみて強気に出る、新八と対峙する男。

しかし瞬間、その腕をつかみ、後ろへ投げ棄てる東城。一瞬で静まる場内。


「私は、若の友人達を侮辱した連中に『出て行け』と言ったのですよ」


この生誕祭に呼んだのは若の友人だけ。若はお父上とは違い、金の縁より心の縁を大切にされるお方。どこで嗅ぎつけるのかぞろぞろと・・・貴殿らなぞ呼んだ覚えは一度としてない、と。にこやかに宣言する東城。

怒り狂うも、プライドの高い方々、興が冷めたわと言い捨てわしらが居なければ零落するばかりよと棄て台詞を吐きつつ荒々しく皆去っていった。

おぐりしゅんのすけだけ、ぽつんと残っていたが。

静寂に支配されたパーティー会場で、東城に心から謝る新八。

「すみませんっ！僕らをかばったばかりに、こんな・・・とんでもないっ」
「かばったなど、滅相もない」
「！？」

「名門柳生家ともなればしがらみも多い。刈り取るにも都合がいるのです。いやー実に上手い具合に雑草が刈り取れました。おかげで庭もキレイになりましたよ」

・・・え。僕ら利用されただけ？

アーハッハッハッハ。・・・さて、どうですかな。


と、さも不敵に立ち去ってみる東城だが。
が、主である九兵衛とすれ違う瞬間

「・・カッコつけるのも結構だが。お父上に叱られても僕はしらんからな」


・・ぎぎぎ・・・・と振り向いたその顔は冷や汗で真っ白であった。

「ともあれ、礼は言っておく」


その顔はこちらからは見えないが、とても嬉しそうだったのだろう。
九ちゃんと向き合っていたお妙が、心から微笑んだから。


素敵な誕生日を、ありがとう



ここの床板の上でみんなで人生ゲームしてる一枚絵、原作とはまたちょっとずつ変えて来てたな。とくに神楽の、自然に交じっているおぐりくん見て「誰アルかこいつ」の顔とポーズが違っている。ここはアニメのがいいな。
ま、もともと本誌掲載時には神楽とおぐりくん自体描かれてなくて単行本で追加されてたんだよな。さいごのコマに。


えーと、来週はアニメオリジナル！！！！！！
ちょ、なんか面白そうなニオイぷんぷんするんですけど！！！
「裏の裏の裏は　裏」
主役はマダオ。そして銀さん。またまたギャンブルで一儲けしようと奮闘する話みたいですよ！
また、アレか、男だらけの脱衣マージャン、夕方６時に４人オール全裸。つかなにこれマダ銀！？アカギ？ざわざわ？雨に塗れて登場とかどんだけー観てる方がワキの下汗びっちょりなんですけどーーーーーみたいなのやるのか！どうなんだ！
楽しみだー。
もう、２年前とは違って、そこそこ耐性ついてるからね、大丈夫。ドンと来い！